AWSのコネクテッドビークルの雛形

AWS上にあるコネクテッドビークルの雛形の説明。現代的なIoTシステムの構成の雛形としてとても参考になる。

読みどころ

  • アーキテクチャのポイント:
    • AWS IoTでMMQTなどの軽いもので大量データを構える
    • Rawデータは全部S3のデータレイクに投げ込まれている
    • 各機能はイベントで駆動するのが基本形で、サーバレスのAWS lambdaで各サービスが作られている
    • 異常検知のようなリアルタイム時系列データの処理は、ストリームのAWS Kinesisを使って構成されている

Architecture Overview - AWS Connected Vehicle Solution

https://docs.aws.amazon.com/solutions/latest/connected-vehicle-solution/images/connected-vehicle-solution-architecture.png

DCM原健一郎氏のPMFの測り方

DCM原健一郎氏のPMF重要性とその測り方についてのまとめ記事。

読みどころ

  • PMFの指標
  • 要約すると、以下のロジックで指標をみるということ
    • PMFの状態を、あるユーザセグメントがプロダクトを長く使ってくれるかどうかとおいたときに(検証に時間がかかる)
    • ユーザは利用するのでアクティブユーザなどが上がる(時点のスナップショットに過ぎないのでリテンションは厳密にはわからない)
    • なぜならばユーザはそのプロダクトを好きだから
タイプ 対象 指標
先行指標 ユーザが好きかどうか Sean Ellis's testやNPS
トレンド ユーザのエンゲージメント DAUなど
結果 リテンション コホート別のリテンションカーブ

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Peter Thielのスタートアップ戦略論

Peter Thielのスタートアップの戦略についてのStanford講義。

見どころ

  • 直感に反するかもしれないが、小さい市場で独占的になったほうが良い(例、Amazonは本屋、eBayはビーニーベイビーズのオークション、Paypalはebayの補助)
  • ただしいろいろな軸の共通項が意味があることが大事(無意味に狭くしても仕方がない)
  • ゲームの終わりを見れる後発のほうがアドバンテージがある

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Superhuman、PMFへの道

Superhuman($30/month)のメールクライアントのPMFに至る道。

https://firstround.com/review/how-superhuman-built-an-engine-to-find-product-market-fit/ https://s3.amazonaws.com/marquee-test-akiaisur2rgicbmpehea/KGZXUu9R9qwySBMw65ug_Rahul-2264%20%28edited%29%20%281%29.jpg

読みどころ

  • Sean Ellis's testの向上にフォーカス
  • そこで特定したHXC (high expectation customer)が気にいるようにプロダクト改造
  • ユーザのセグメントを狭くして、そこに最適化しても多くの場合は問題がないこと
  • 上記についてのPaul Grahamの言葉

“When a startup launches, there have to be at least some users who really need what they're making — not just people who could see themselves using it one day, but who want it urgently. Usually this initial group of users is small, for the simple reason that if there were something that large numbers of people urgently needed and that could be built with the amount of effort a startup usually puts into a version one, it would probably already exist. Which means you have to compromise on one dimension: you can either build something a large number of people want a small amount, or something a small number of people want a large amount. Choose the latter. Not all ideas of that type are good startup ideas, but nearly all good startup ideas are of that type.”
スタートアップ立上げ期に、本当に自分たちが作っているものを必要としているユーザがいくらかいる必要がある。単にいつか使いたいと思う人々でなく、今まさに欲しい人達。通常、これらの初期のユーザグループは小さい。単純な理由として、仮にもし多くの人が今すぐ必要としているものがあり、スタートアップが一定の労力で作れるものであれば、それはおそらく既に存在する。つまり、ある軸を妥協しなければ行けなくて:多くの人がちょっとだけ欲しい物を作るのか、ちょっとの人が多く欲しいものを作るのか。校舎を選ぶべき。これらアイデアが常に良いスタートアップのアイデアではないが、良いスタートアップのアイデアはこれらアイデアある。

David RusenkoのPMFへの道

David Rusenko (weebly https://www.weebly.com/)PMF経験談

みどころ

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  • PMFを見つけるためのプロセス
    1. 顧客と話そう。そして市場の持論をもとう
    2. 彼らの解決案ではなく問題を聞こう
    3. 即座にプロトタイプしユーザテストをしよう
    4. 問題に対する解決策を構築しよう
    5. 彼らとテストしよう
    6. うまくいった? でなければ1に戻る
    7. このステップに来るのに、おそらく27回ぐらいはループしてるよね

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Alex Shultz (facebook) のGrowth講義

Alex Shultz(facebookGrowthのVP)*1によるスタートアップのグロースの方法論についてのスタンフォードでの講義。

みどころ

  • GrowthPMFがされてから(PMFで大事なのはリテンション)
  • Facebookの初期にFriendをメトリクスにしていた。なぜならばそれがユーザにとってのマジックモーメント
  • マージナルユーザ(新規、低頻度、離脱)にフォーカス
  • Viralが回るファクター(payload、freq、CR%)
  • Viral coefの説明
  • email、SMS、push notifでは、メッセージのデリバー可能性が大事(多くの場合届かない)

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